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並ぶことを楽しめるかどうか

テレビや雑誌で取り上げられるような行列のできる人気飲食店で、実際に並んで待ったことがあるという人は多いでしょう。
実際どんなときに行列に並んだのかというと「おいしいものを食べたい」「良いもの、限定という特別感のあるものが欲しい」「評判が良いものを自分も試してみたい」というように並ぶ価値があるとはっきりとわかっているときに並んだ人が多いのではないでしょうか。
つまり、並んだ後に望みが叶うことが並ぶ前提にあるのです。

このようにワクワクしながら行列に並ぶことと対極を成すのは、銀行のATMやスーパーのレジのような「待たされる」行列でしょう。
こちらは行列の先に楽しみが待っているわけではなく、ただ退屈で、イライラが増幅されるだけの望んでいない待ち時間を過ごすことになります。

行列のできる人気店として有名な「幸せのパンケーキ」は、その名の通りパンケーキの専門店です。
数年前から続くパンケーキのブームは一時のブームに収まらず、スイーツの定番としてもはや完全に定着したと言えるほど、店舗を訪れる人の勢い、長い行列は伸び続けています。
「食べたい」という望みを叶えるため、待ち時間は長くても構わないと期待感を持つ前向きな人が行列に並ぶ傾向が強いと言えるのかもしれません。
待つことでしか得られない価値を感じる反面、「せっかく並んで待ったのに期待が外れた」といった不満や不快感というマイナス面を得ることもあるのが「行列」です。
そんなドキドキ感と長い待ち時間を味わった後にようやく食べたパンケーキの味は間違いなく記憶に残り、今後も行列に並んだり、目にしたりするたびに思い出すことでしょう。